Hey Im Yuga

私が私を見つける。私が誰かに見つかる。

私は、島崎智子 を愛さずにはいられない

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12月1日。
もう10日も経ってしまったのだけど、
書かないと次に行けない気がするから書く。

 

書きたいことは毎日たんとあるんやけど、
ブログよりも優先順位の高いことがあって、
なかなかアウトプットできてない。。
この状態が心地悪い。。。

 

私、いっちょまえに
アウトプット体質になってきたんやな^ ^

 

出しましょ出しましょ。

完成度とかいいから。

誰かも言ってたけど、
ブログは鼻歌みたいなもんやから^ ^

 

===

さて、ここからが本題。

12月1日は
和歌山音家松林商店にて
島崎智子さんのライブでした。

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じこはさんしんせいちゅう・・・?!?!
すさまじく強力なキャッチコピーやん(´Д` )

 

Facebookでそのお知らせが流れてきて
そこに動画がくっついてて
私はそれに完全に心を奪われてしまったん。

youtu.be

それから、
ライブの当日までに
累計20時間くらいは見てたんちゃうかな。

えげつなさと美しさが表裏一体。
狂気と愛が音楽に変換されて、
心の真ん中をわしづかみにしてくる。

 
ここまでの精度で、純度で、
自分自身と
深く、誠実に向き合い、
表現し続けている人間に
初めて出会ったと思った。

 

生でお会いした彼女は、
愛おしくて、愛おしくて
しょうがない、
本当に素敵な女性やった。

90分間のステージのうち
70分は号泣してた。

 

私じゃくて、彼女が。

ずっと、号泣しながらうたってた。

 

涙と鼻水で
顔をぐじゅぐじゅにしながら
連日のツアーで喉がやられて、
声にならない声に
言葉と想いをのっけて
魂やら
空気やら
表情筋やら
いろんなものを震わせてた。

 

「泣けるうた」とか
そんなぺらっぺらのやつとちがう。

「お前は生きてるんか?」

「お前はお前の人生を、真剣に生きてるんか?」


そんな根源的な問いを
突きつけられたみたいやった。

 

ひとりの人間が、
ホンネを表現して生きる姿というものは、
こんなにも美しく、愛おしいものなんか。

 

この日、ほんとにひょんなことから、
最後の最後にわかったことなんやけど、
私は彼女のことを、ずっと昔から
知っていた。

15年前に、バナナホールで共演してた。

 

その頃、
彼女は「こっちゃん」という名前で
弾きがたりを始めたばかりで、

私は、生ぬるいバンド活動をしながら、
焦りと不安を募らせて、すがる想いで
アメ村にある「ごろっぴあ」という
表現者養成所に出入りしてたん。

 

そこで、出会ってた。

 

「こっちゃん」は、
うまくて、
エキセントリックで、
かわいくて、
私にとっては、
嫉妬の対象やった。

話しかけたりはせんかった。

 

でも、
毎日こっそり
ブログをチェックしてた(笑)
 
当時彼女は
ピアノを弾きながらうたうときに、
足を開いて座ることを注意されてて、

でも、
私はそのシルエットが
挑発的でかわいいと思って、
すごい印象に残ってて、

先月たまたま同じ場所で、
ウクレレ弾きがたりで
はじめて人前でうたったとき、
「足は開いて座ろう。あの時のあの感じ」
って、思ってたんよ、私。

 

すごない?

 

まさかその人に、
3週間後に同じ場所で
15年ぶりに再会するなんて。

集合的無意識、的なやつやん。

 

15年ぶりに会った「こっちゃん」は、
変わり果ててた。
別人やった。
いうたらもう、生まれ変わってた。

「こっちゃん」って名前が出て来んかったら
絶対に同一人物やとは思えへん。

この15年間に、いったい何があったんや。

私もいろいろあったけど、

なにがどうなったらあんな、

愛おしい、美しい、

自由な人間になれるんや。

 

 

って思ってたらな、あんねん。
「10年日記」って、
だいたいのこの空白の年月に当てはまる
日記を出版してはんねん♪(´ε` )

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すごい日記。

壮絶。
切実。
丸裸。

リアル。
正直。
透明。
闘志。

信頼。
愛。

恐怖。

絶叫。
慰め。

お金。
病気。
結婚。
離婚。

集客。

音楽。

まるごと。

 

私は、こんなふうに、
自分と向き合っていこう。

私は、こんなふうに、
表現していこう。

 

それは、私を癒すから。
それは、誰かの心を開くから。

 

私は、それができる人間のことが
本当に好きだ。

 

 

この日の素晴らしい出来事が、

未来のもっと素晴らしいなにかに

つながってる。

 

そんな大切な大切な体験でした♡