Hey Im Yuga

私が私を見つける。私が誰かに見つかる。

【学校は行かなくて "も" いい】を読んで

 

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不登校なんかイマドキちょっとしたチャームポイントやん♪( ´▽`)
 
 
今ならそう言えるけど、不登校やった当時は本当に苦しかったから、この本と向き合うのもなかなかのエネルギーが必要やった。そして、自分が癒されてきたプロセスとかいろんなこと思い出して、ちょっと書いとこうと思った。誰かのお役に立てるかな?
 
 
今回は特に長くなりそうだけど、赤裸々ドドンパでお送りしまっす♪(´ε` )
 
 
著者の小幡くんはPETERSOXでも何度かプロジェクトをご一緒させてもらってる友達(とわたしは思ってるけどどうなんやろう笑)で、幼稚園から中3まで、約10年間の不登校を経験したのちに高校生で起業したという相当なレアカードで、何かやるたびに確実な実績を残すので、尊敬しています。
 
 
不登校》っていっても、本当にいろんなパターンがあると思う。
学校に行かなくなった理由だってひとそれぞれだし、その時の周りの対応だってひとそれぞれ。
 
 
私は自分のことしかわからないから自分の体験を書くね。
 
学校・・中1はほとんど行ってなくて中2の途中からまた行き始めた。
中3は楽しかったから喜んで行ってて、高校は留年しないギリギリの出席日数だけ行ってあとは全部行かなかった、という感じ。
 
 
行かなくなった最初のキッカケは、元々二つ上の兄が不登校で、学校に行くと《不登校のあいつの妹》って見られるんが恥ずかしくて耐えられなかったから。
(あ、念のために言っとくけど、私の兄は正直で芯があってなかなかクセの強いキュートなおにいですよ♡当時はそうは思えなかっただけね。)
 
あとは、そもそも学校というシステムが自分には合ってなかったみたい。
 
 
そう、つまり、不登校=恥ずかしいこと》って思ってた。
あと、不登校=悪いこと》って。
 
 
父は、なんとかして学校に行って欲しかったんやろうね。
お昼頃職場から電話かけてきて、私が電話に出ると「なんで家におるんや!」って怒ったり、「学校に行かなくてはいけない理由」を懇々と聞かされたり、毎朝車に乗せて学校まで連れて行かれたりした。
 
今やったら完全に「下手くそやなぁ」と思うけど、当時の彼の持ってた情報の中で、娘にとって最善と信じることを、ただただ一生懸命やってただけなんやろうなぁ。
 
 
 
通ってた学校は送迎禁止やったから、いつも学校の近くの陸橋まで車に乗せられて、車を降りて陸橋を渡って、車が見えなくなるのを確かめてから、歩いて家に帰った。
 
 
 
ある日、母はそうやって家に帰ってきた私を抱きしめた。
「おかえり。いいよ、行かんでいいよ。」って泣いてた。
 

こうやって文字で書くと安っぽい感じになってしまうけど、これが欲しかったやつやと思った。
これが、して欲しかったやつやと思った。
(母は今でこそ臨床心理士やけど、当時は普通のお母さんです)

 
 
私が不登校で辛かったんは、「学校に行けないこと」じゃなかった。
不登校」という選択をしたことで「自分が恥ずかしい存在、悪い存在」になってしまうことやった。
 

最近読んだ「パワーかフォースかっていう本があって、著者のデヴィッドホーキンズ博士によると、人間の意識レベルの中で最も生きづらい状態であるのが、
 
恥と罪悪感
 
なんだそうだ。怒りでも無気力でも深い悲しみでも恐怖でもなく「恥と罪悪感」。
『私なんかいない方がいい』っていう、一番死に近い意識レベル。
 
生きる力を奪ってしまう意識レベル。
 
 
 
でもな、ちがうねん。
不登校は恥ずかしいことじゃないし、悪いことでもないねん。 

 
もちろん喜んで学校に通ってくれたらいろいろ楽なことは多いけど、それができへん子もいるから、そんな子に出会ったら、まずはその選択を認めてあげたい。
 
 
「学校に行かない」というなかなか難しい選択を自分でしたことをリスペクトしたい。
そして、学校以外の学びの可能性を探ってみたらいいと思う。
 
 
 
「輝ける不登校」や「輝ける元不登校」のサンプルなんて、探せばいくらでも出てくるで。
小幡君の本にもたくさん登場するし、わたし自身もひとつのサンプルとして悪くないと思ってる。
 
 
 
『学校に行かない』という選択をしたこども達が自分を恥じなくてもいいように、『不登校』がもっとポップで明るいカルチャーに、そして本にもあるように「当たり前の選択肢のひとつ」になればいいなぁ♪( ´▽`)
 
 
 
書きたいことはもっといっぱいあるけど、それこそ本が一冊かけてしまいそうなくらいあるから、今日はこの辺にしておこう。
 
 
最後まで読んでくれてありがとう❤️