【パワーか フォースか】を読んで
個人的には、2018年に読んだ本の中でも特に興味深かった。うん、暫定一位。
もしかしたら、心理学とかスピリチュアルの知識や体験のベースがあった方が読みやすいんかな?いや、そんなことないか。たぶんわかりやすいと思う。でも内容は人によっては拒絶反応起こすかも(。-_-。)
デヴィッド・ホーキンズさんていう精神科医が書いた本で、マザーテレサとかが大絶賛してるみたい。今年の5月に改訂版が出たんですって。
『《キネシオロジー》という方法によって、この世界に存在する事象の全ての真偽を測定することができる』という前提で書かれているので、まずそこを受け入れることが第一のハードルになるねん。
キネシオロジーって、《身体運動学》「オーリング」って言葉の方が知られてるんかな?『人は真実を語るときに筋肉が強く反応して、偽りを語るときはその逆になるよ。そしてそれは無意識の領域のことであっても変わらないよ』っていう実験の研究で、NLPの研修とかでもよく使われてるやつ。
で、そのキネシオロジーによって、人間の意識レベルが0~1000の振り幅で数値化できるんやって。
それをまとめた表がこちら↓↓↓
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悟り(表現不可能)700-1000
平和(啓蒙)600
喜び(変身)540
愛(啓示)500
理性(理解)400
受容(許し)350
意欲(楽天的)310
中立(信頼)250
勇気(肯定)200
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プライド(嘲笑)175
怒り(憎しみ)150
欲望(切望)125
恐怖(不安)100
深い悲しみ(後悔)75
無気力(絶望)50
罪悪感(非難)30
恥(屈辱)20
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この表の数値が高ければ高いほど『生きやすい/幸福な』意識レベルで低ければ低いほど『生き難い』つまり不健康な形の死に近くなるいうこと。
『勇気』と『プライド』の間に引かれたこのラインがポイントで、『勇気』以上の高次元の意識のことを《パワー》、『プライド』以下の低次元の意識のことを《フォース》って呼ぶことにするねんて。
で、《フォース》の領域にいる状態の人っていうのは、自分が生き延びるだけでいっぱいいっぱいで、逆に《パワー》の領域にいる人っていうのは他者(世界)と共に生きている、言い換えれば、他者のためのギフトになりうる、と。
ほう!!!!!!!!(´・Д・)」✨✨
なるほど。
長年持ち続けた《ギモン》の答えが見つかった、のかも?!
10代のときから歌をうたってて一番大事に向き合ってることが、これ。
”「歌う」という行為は音を出すことなので、基本的には迷惑なことやと思ってる。でも、ある基準を超えたとき、それはギフトになる。その境界線はなんなんやろう。
上手いとか下手とかっていう次元じゃなくて、聴いてて「いいな」って体が喜ぶものと「いややな」って体が拒絶するものがあるんはなんでやろう。
自分はやるからにはギフトでありたい。
だからその答えを知りたい。”
音楽に限らず、その表現の核となる意識レベルによってその境界が生まれてくるんやな。
上原ひろみの超絶技巧が好きだ。
同時に、3,4歳児が元気いっぱいにはみ出して歌う「ドラえもん」が好きだ。
逆に、すっごい上手くても気持ち悪くなるのもあるし、すっごい下手くそでやっぱり残念な気持ちになるのもある。
もちろん受け手の好みとかコンディションとか、環境とかによるのもあるけどな。
みんなは、自分は今どの辺の意識レベルにいると思う?
聞いて驚くなかれ。
本によると、人類の85%が200以下つまり《フォース》のエネルギーフィールドで生きていて、平均値は204なんやって。ごくごくひとつまみの悟りとか開いちゃった人が平均値を引き上げてるけど、人類の大部分は「自分が生存するんで精一杯」なんやって。
あ、でもこれは1995年とかの数値やから、今はもうちょっと良くなってるんかも。
まぁそもそも本の信憑性は?って話やけども(笑)
それを言ったらお終いやから、この本の前提ありきで話進めよう♪(´ε` )
ちなみにわたしはちっちゃいときから基本的に低空飛行やった。
そんでいろいろがんばってちょっとずつ生きやすくなってきて、今は『プライド』あたりかなぁと思ってるけど、やっぱり『勇気』にいきたいねん。なんなら『愛』とか『喜び』にいきたいねん。
で、意識レベルを上げるための具体的な実践方法とかもいろいろ載せてくれてる!というかこの本はもっと深くてもっと壮大でもっと美しい!!!!
人にお勧めするかはわからんけど、自分は何度も読み返したい。そんな本。
う〜〜ん、ちゃんと書けたかなぁ。。
これはなかなかムズい話やったなぁ。。
読むんも疲れるよな。
読んでくれた人、ありがとう❤️
プライドにがんじがらめになってるけど、一歩踏み出したいっていう仲間に、なんか響いたらうれしいなぁ♪( ´▽`)