Hey Im Yuga

私が私を見つける。私が誰かに見つかる。

【#結婚式に自由を】 ゆうが&おかちの結婚式

もう昨日になっちゃったけど
11月22日はいい夫婦の日

ゆうが&おかちの入籍記念日でもあります。

f:id:HeyImYuga:20181123180546j:plain

 

SNSを見れば、
大好きなCrazy Weddingさんが仕掛けた
#結婚式に自由を
で溢れかえってる。

www.crazy.co.jp

 

そして、
我らが西野さんのアンサーがこちら。

ameblo.jp

 

ゆうがとおかっちは
2年前の昨日入籍して
その半年後に結婚式を挙げた。

 

結婚と、結婚式。

すごくいろいろ考えたん。

結婚ってなんやろう。
結婚式ってなんやろう。

自分たちはどうしたいんやろうって。

 

そもそもはな、
ゆうがもおかっちも、
結婚式には全く興味なかったんやわ。

ウェディングドレスに憧れも特になく
チャペルの挙式や
ましてや披露宴とか
なんか恥ずかしくてできん!!

って思ってた。

 

ほんと申し訳ないけど、
↑の西野さんのブログにもあるように
私も既存の「結婚式」に
並々ならぬ違和感があって、
自分がそれをしたいか?
と問われると、
答えははっきりとNO!やった。

 

私の知人のイケメン外国人の彼は
クリスチャンでもなんでもないのに
結婚式場で「神父様役」のバイトをしてて、
1回(15分くらい?)あたり
60,000円もらってホクホクしてるんを
知ってたし、

 

とりあえず歌う賛美歌も

誓いのキスも

指輪交換も

ブーケトスも

ケーキ入刀も

ファーストバイト

馴れ初めビデオも

フレンチのコース料理も

 

なんやろう。
しっくりこん。
やりたいと思わん。

 

で、私は
クレイジーウエディングさんと
そのファウンダーの山川咲さんの
大ファンで、
既存の結婚式にアンチテーゼを投げかけて
完全オーダーメイドの結婚式を作ることで
「意志を持って生きる人を増やす」
というコンセプトにめちゃくちゃ共感してるん。

業界に革命を起こす異端であること。
その作品のクオリティーの高さ。
本質的で、美しく、ユニーク。

そんな存在である彼らに、
並々ならぬ憧れとリスペクトを抱いてる。

 

だから、自分が結婚式をやるとしたら
ぜひクレイジーウエディングさんで!

って決めてた。

 

 

で、いざ結婚式をするってなった時、
親にクレイジーさんの素晴らしさを伝えようと
ハウスブルーネのスタジオで
プロジェクターを使ってプレゼンをした(笑)

 

おかちと二人で堀江にあるオフィスを訪ね、
説明会に参加し、
個人カウンセリングを受けて、
担当の井上さんと大いに意気投合し、
「憧れのクレイジーさんと共同で作品を生み出せる」
ということに、すごくワクワクした。

 

でも、
結果として、
私達はクレイジーさんを選ばなかった。

 

なぜか。
単刀直入にいうと、予算
そう、お金
Yes, MONEY

f:id:HeyImYuga:20181123180715p:plain

 

クレイジーウエディングさんは
それぞれのカップルがどんな人生を歩み
どんな意志を持って生きてくのか
丁寧で暖かなカウンセリングによって
その本質を引き出してくれる。

そうして出来上がった
唯一無二のコンセプトをもとに、
「世界でひとつだけの
オーダーメイドウエディング」
を作り上げていく。

 

だけど、
そうはいっても、
予算に関しては
おおよそのフレームがあるようで、

 

「屋外でゲスト100人なら500万円くらい。
屋内でゲスト100人なら400万円くらい。

大体一人当たり3万円のご祝儀があるとして
例えば100人呼んだら300万円なので、
残りの200万円が自己負担額ですね^ ^」

 

正確な数字は憶えてないのでざっくりですが、
こんな感じの話になった。
(クレイジーさんは、決して「持ち込み料」
とか理不尽なぼったくりはしないけど、
ハイクオリティなオーダーメイドなので
決して安くはないん。)

 

自己負担で200万円、
まぁ、それくらいなら・・・

 

でも、ゲストって、誰呼ぶん?
親族と、
友達?と、
仕事関係??
え?仕事関係って誰?
会員さん??こども達????

呼ぶ人と呼ばん人の線引きってどこなん?

こども達に来てもらったら素敵やけど
ご祝儀もらうわけにいかんくない?

 

こどもに限らず、
ひとり3万のご祝儀をもらうことを
前提にした式ってどうなん?

 

世間的には、それが普通なんかもしれん。

「お互い様」というやつかもしれん。

 

でも、、、
大事な休日という時間をもらって、
ドレスとかヘアメイクとかやってもらって、
交通費とか宿泊費とか、
その上ご祝儀3万円を差し出せって、
なかなか結構なことやと思うんよ。

 

もちろんな、中にはな、
心の底から喜んでそれをやってくれる
本当に近しい関係の人もいると思うで?

でも、そんなひと100人もいない。
私にはいない。
たぶんおかっちにもいない。
正直そう思った。

 

私達の活動状況からすると、
招待状を出せば、
それなりの人数を集めることは可能やと思う。
でも、その中の一体何人が、
3万のご祝儀と
貴重な時間と
その他もろもろにかかる費用を
「心の底から喜んで」
差し出してくれると言うのだろう。

 

それが常識やから。
それが相場やから。
お互い様やから。

それしんどくない?

 

私やったらそのお金と時間、
自分にとって本当に大切なことに使いたい。

 

だから、

「ご祝儀いりません!」
ドレスコードありません!」
で、時間と交通費だけかけてもらって
もっと気軽に「ほんとの意味でのご招待」
でやろうかな、とも考えた。

 

そしたら自己負担500万。


起業したばかり、
オフィスを構えたばかり、
正社員を迎えたばかりのタイミング。

私たちにとって「結婚式」は、
そのコストを支払ってまで
やりたいことではなかったんやわ。

 

 

それで改めて、
「結婚式ってなに?」と問い直す。

答えは人ぞれぞれやと思うけど、
ゆうがとおかちが出したのは、

 

「私たち、一緒に生きていくことにしました。
今までありがとう。これからもよろしくね。」

 

それを伝える場。なんかなと。

 

で、ゆうがとおかっちって、
芸人でいったらコンビ、
歌手でいったらユニットみたいなもんで、

PETERSOXっていう看板しょって
遊びも仕事も
わりといつも一緒に動いてるから、
友人や仕事関係の人たちは、
大体知ってるやんふたりのこと。

 

だから、親族だけでいいんかなって。
お互いの親族を引き合わせて、


「私たち、一緒に生きていくことにしました。
今までありがとう。これからもよろしくね。」

これを伝えられたらいいんかなって。

 

壮大なエンタメはいらんな。
親と親以上世代の親族が
安心して参加できるシンプルなやつにしよう。

 

それで選んだんは神社での挙式とお食事会。

 

神社は私が通ってた
ひのくま幼稚園がある日前宮

お食事会は吉宗ゆかりの庭園あおい茶寮。


神社のキャパに合わせて
総勢26名のささやかな結婚式。

f:id:HeyImYuga:20181123181350j:plain

 

神社での挙式は
何から何まで初めてで、新鮮で、
それぞれ適当に現地集合で
屋外で和やかで、
でも式典自体は
想像以上に厳かなリチュアル。

f:id:HeyImYuga:20181123182015j:plain

f:id:HeyImYuga:20181123182048j:plain

 

f:id:HeyImYuga:20181123181320j:plain

とても神聖な空気の中で、
おかちちゃんが、
おかちちゃんらしく
元気いっぱいに読み上げた誓詞の

 

「私どもは相互の意志を尊重し理解に努めて参りましたが今後より固い信頼と愛情によって人間としての結びつきを高めてゆくことをここに誓います」

 

っていう言葉が、
本当にリアルで、
心がいっぱいになって涙が出た。

 

お食事会は、
本当にただのお食事会(笑)

大層なドレスも着ない。

司会もいない。

余興もなければ

ケーキもない。

席も自由に動く。

f:id:HeyImYuga:20181123182343j:plain

ベタな演出はしたくない。

でもひとつだけ、
できたらやりたいと思ってたことがある。

 

それは、親に、想いを伝えること。

手紙じゃなくて、
その時に沸いた想いを
そのまま伝えること。

 

司会者がいないから、
「それでは新婦様よりご両親へのお手紙がございます」
とかそんなんはもちろんなくて、

みんながざわざわおしゃべりして
ごはん食べてるところに、
いきなり自分でマイクひっつかんで
オトンとオカンに向けて
話し出すねん。

 

感謝を伝えるとか
決めてたわけじゃないけど、
それは結果的に
感謝を伝えることになってた。

きれいにまとめられた言葉じゃない
その時のリアルな想い。


ボロボロ泣きながら話して、
ボロボロ泣きながら受け取って。

誰かに見せるためのショーじゃなくて、
伝えたいと思ったから、
それができるチャンスやと思ったから。

 

そしたらな、
オトンもいきなりマイクひっつかんで、
前に出てきて、


「みなさん、未熟な二人ですが
何かあったら助けてやってください。
本当によろしくお願いします」

って、
「新婦のお父様からごあいさつがあります」
とかそんなんなんも言われてないのに、
言わずにおれんみたいな感じで、
感極まって深々と頭下げてた。

 

 

私は、結婚式をやってよかった。

心からそう思ってる。

心から納得できるやり方で

できてよかった。

 

大好きな
クレイジーウエディングさんとは
結婚式を作ることはできんかったけど
いつか何か一緒に面白いことができるように
自分らしさを磨き続けるねん♪(´ε` )

 

ずっと書こう書こうと思ってた
結婚式について。

書くきっかけを与えてくれたことに
改めて感謝します♫

 

#結婚式に自由を

f:id:HeyImYuga:20181123184603j:plain