【なぜ 弱さを見せ合える組織が強いのか】ABD読書会を体験して見えてきたこと
は〜い!絶賛風邪引き中のYUGAです( ´ ▽ ` )ノ
鼻水が止まらんでMy箱ティッシュとゴミ袋を持ち歩いていますが元気です。最近は珍しく体調を崩してなかったんやけど、季節の変わり目にはかなわんかなぁ。。でも、前みたいに寝込んだりはしてない!強くなったと思う♪(´ε` )
さて、今回はこれ!
なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる
- 作者: ロバートキーガン,リサラスコウレイヒー,中土井僚,池村千秋
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/08/09
- メディア: 単行本
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この本は、内容もものすごく自分ごとで感じることがいっぱいあったんやけど、それは後で触れるとしてまず読み方がめっちゃ面白かった!!
みんな、読書会とか行くんかな?
私は今回人生で初めて《ABD読書会》というものに参加したんやけど、これが《Active Book Dialogue》といって、「1冊の本を何人かで分担して読んで、それぞれ自分のパートをまとめてプレゼンし合う」というもの。
え?!そんな部分的に読んで理解出来んの?
てか読んだ人の主観が入ってしまうやん。
っていう心配はほぼいらんかった。部分的に読んでも案外なんとかなったし、主観が入るのはむしろ"良さ"やわ♪(´ε` )
時間を決めて「よーいドン!」で読み始めて、数枚の紙にプレゼン資料をまとめます。制限時間があるので集中力が増すのと、アウトプット前提で読むので内容がよく入ってきます。
今回のこの本は2日に分けて読んだんやけど、第1回目が1ヶ月くらい前。そう、YUGAがBlogやSNSで積極的にアウトプットを始めたんは、少なからずこの《ABD読書会》での体験に影響を受けてると思ってる♪
だからこの機会を持てたことに、本当にありがとうと言いたい( ^ω^ ) ありがとうございます♡
で、本の内容ね。
発達志向型組織《DDO= Deliberately Developmental Organization》っていう組織の「あり方」と「やり方」を3つの会社の実例をもとに紹介してくれてるん。
本によると従来型の多くの会社では、
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・「自分をよく見せよう」「評価を下げたくない」と思うあまり、失敗や弱点を隠してしまう。
・組織の問題を感じても、上下関係や肩書が気になって指摘できず、本質的な問題解決ができない。
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というようなことに、ビジネスパーソン達の圧倒的なエネルギーが費やされているという。じゃあそのエネルギーをこっちに転換したらどうだろう。
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・誰もが自分を取り繕う必要がなく、「本来の自分」で職場に来ることができる。
・全員が全員の「弱点」「限界」を知っており、それを克服するための支援を惜しまない。
・経営者から現場のアルバイトまで、率直なフィードバックを言い合える文化がある。
・自分にとって本当に大切な課題に打ち込むことができ、それが会社としてのビジネスの課題に沿っている。
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読み進めていくうちにね、確信した。
我が社、PETERSOXは紛れもなくDDO(発達志向型組織)やって。
厳密にいうとまだまだ発展途上(でもそもそも"常に発展途上"というのがDDOの特徴)やけど、PETERSOXはとにかく「向き合う」会社やねん。
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・上下関係は存在せず、誰もがリーダーとして人を育てる
・本人の(心からの)意思が一番大事
・ひっきりなしにフィードバックし合う
・「才能」と「成果」ではなく、「成長」を評価する
・弱さを全面的に受け入れ合う
・新たなフェーズに向かうのを積極的に肯定し、背中を押す
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私を含め、PTXのスタッフはものすごく未熟だ。一つの仕事をマスターしたらすぐに次のフェーズに入って新しいことを始めるから、全員「永遠のルーキー」だ。だけどそこに「人として尊重し合える関係」があるからこそ、私たちは一緒に高みを目指していける。
そしてこれはスタッフだけじゃなくて、PTXに通ってくれているこども達に対しても同じこと。The Center of Human Developmentという屋号を掲げる私たちの仕事は「人を育てながら自分が育つことそのもの」なので、DDOの理念はぴったり当てはまるんやと思う。
自分たちの理想を実行していたら、それがたまたまDDOという概念に当てはまったというだけやけども、今の現状はものすごく気に入っているし、これからもこの方向でもっともっと育っていきたい。
とはいえ、PTXだって初めからそうだったわけじゃない。
物理的な本拠地を持っていなかった私たちは、初期の頃はスタッフとのコミュニケーションが圧倒的に足りてなかった。だってまず顔を合わせることがあんまり無いんやもん。
あとはやっぱり経験の量がね、少なかったからね、本質的に大事なことを取り違えてしまってた。本当に下手くそやった。
そんなやからお互いの信頼関係が育めず、 離れていったひとも何人かいる。申し訳ないことをしたと思うし、当時はすごく落ち込んだりもしたけど、その体験によって「自分たちの望む組織のあり方」が見つかった。
本当によかった。
本にな、何度も繰り返して書いてあったん。
『エッジ(成長)のためには、ホーム(安全)とグルーヴ(習慣)が必要』
ってこと。だからね、
『透明性をもって、弱みをさらけ出し、互いを信頼できる』
仕事に限らず、こういう関係性を育んでいきたいんです。
おかっちとも
友達とも
そして、自分自身とも。
最後まで読んでくれてありがとう❤️
また書くね♪(´ε` )